「ぬくもり」

  •  大事な一字

    たった一字のちがいで、伝えたいことが 
    全くちがったものに なってしまったような
    ことを 経験したことありませんか?
    この頃 私は 一字のことで思いがけない
    せつなさを味わいました。 それは
    むかって」が「むかついて」に、つまり
    <い>の一字が入ったおかげで とても
    いやな文章になってしまったのです。
    この一字のための訂正をおねがいできる
    本でもなく、だたせつなく そこのくだりを
    読み返しては ため息をついています。
    「は・が・の・に・を」をどうするか、
    一字をきめるのに苦しむ短歌の世界
    です。たかが一字 されど一字、たった
    一字を大切にしないと、と思ったこと
    でした。